(社)日本プロジェクト産業協議会
「JAPIC新ビジョン」策定
現在、我が国は、欧米に追いつけ追い越せの高度成長時代から、成熟社会への時代変革の最中にあり、多くの問題・課題を抱えていますが、日本政府も含め、長期的な視野に立った問題解決の糸口が見えておらず、また、皆が共有できるような、将来の展望(将来ビジョン)が見えておりません。我々が直面する問題・課題は山積です。例えば、少子高齢化、人口減少、国家財政の疲弊、地球温暖化などの問題、また、産業構造が大きく変化し、国民の価値観も多様化し、一方、近隣諸国との関係のあり方も重要な課題であります。
JAPICは、昭和54年設立以来、豊かさを実感できる国民生活の実現に向け、国土の有効利用や社会資本整備の充実に取り組んできました。しかし、ここ近年の時代変革の中で、新たな社会のニーズ・産業のニーズに沿った実効性ある活動に方向転換し、社会におけるJAPICの役割を再度明確にするために、JAPIC改革を行いました。その結果、JAPICは、自らの英知を結集し、日本が進むべき将来像を描いたのみならず、この「新ビジョン」の実現に向け、ソフト・ハードの面から、具体的な取り組みを宣言することにしました。
この新ビジョンでは、「日本創生」という大きな目標のもと、「誰もが自律して暮らせる安全・安心な社会、豊かな国土、競争力ある産業」の形成を上位概念とし、その実現への大きな柱として、「国土・地域・社会」「防災」「環境」「水資源」「国際競争力・東アジア」という5つの領域を選定しました。また、そのテーマごとに対する、JAPICの課題認識も併記しております。
また、具体的な展開例の中で挙げている、「ユニバーサルな社会づくり」「防災」「国際ロジスティクス戦略」などの政府が重点課題として取り組むテーマについて、内閣府、国交省、経産省などと強く連携して、活動することとします。また、「自然共生地域のあり方」などの新しいテーマについても、社会・環境・国土保全の観点から、意欲的に取り組んでいきます。
今回の新ビジョン作成を契機に、新しく衣替えをした、"新生JAPICは"は、この新ビジョンを活動の機軸として、常に社会のニーズ・産業のニーズを捉えながら、テーマを選択し、実現に向け、外部機関と連携しながら、具体的な活動を展開します。
- JAPICの新ビジョン(PDFファイル 498KB)







