10/23 国土交通省技監に「水循環委員会」提言を手交しました。

2025年10月23日(木)、水循環委員会ダム群活用タスクフォース(委員長:川﨑正彦 前田建設工業㈱顧問、タスクフォース長:関 克己 (公財)河川財団水管理研究所長)は、国土交通省 廣瀬技監へ提言を手交しました。

提言: 気候変動に向けたダム群ポテンシャルの最大活用
~利根川ダム群の統合運用と再編をモデルに~ 

1.ダム群の容量再編、容量の多目的化による治水・利水機能の強化
~個別最適から全体最適へ 危機管理容量の創設
2.降雨・洪水予測の導入によるダム操作の最適化
~予測技術の導入による治水・利水機能強化
3.利根川流域をモデルに治水・水力発電ポテンシャルの評価

当委員会では、令和3年6月に「激化する気候変動に備えた治水対策の強化と水力発電の増強~治水・利水の統合運用と再編に向けたパラダイムシフト~」を公表致しましたが、今回はダム群全体最適での更なる高度運用を目指す提言となっています。同日、記者説明会を開催し、関 克己タスクフォース長 及び各担当者より、提言について説明を行いました。

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廣瀬長官への提言手交
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廣瀬技監への提言内容ご説明