調査報告書「韓国ソウル市清渓川(チョンゲチョン)復元事業」
(平成16年5月)
清渓川は韓国ソウル市の中心部を東西に流れ、ソウル市の発展とともに600年の歴史を刻んできました。しかしながら急速な都市発展に伴い、川の汚染と交通問題が発生し、これらを解決するための最も簡単な方法として、1955年以降、蓋をし、その上に高速道路を建設しました。
ところが今、老朽化が進んだ高速道路を造り直すのではなく、道路を撤去し川を復活させる事業が進んでいます。近代文明では交通渋滞をいかに緩和し円滑な交通を実現されるという効率化が最優先事項であったなか、一度建設した便利な近代施設を破壊して、近代化以前の不便な空間を復元するという、近代文明始まって以来世界でも例のない事業に対し、現地に赴き、ソウル市民及び事業関係者が何を考えどう感じているかを、事業的背景とともに調査、報告しております。







